F1 アメリカGP決勝

去年は最初から6台しかいませんでしたが、今年は最後には9台になっていたサバイバルレース。
スタートでマクラーレンのもったいない同士討ちから多重クラッシュ。その後モンテイロに琢磨が突っ込んで両者リタイア。その後もいいところを走っていたビルヌーブやラルフがトラブルで脱落と、インディアナポリスには魔物がいるような展開でした。
そんな展開の中圧勝を収めたのがフェラーリ。ミハエルがスタートでマッサに抜かれるも、ピットストップできっちり抜き返して優勝。そしてマッサも2位のワンツーフィニッシュ。しかも全く危なげのない次元の違う走りを見せました。今回のフェラーリは本当に速かった。全盛期を思い起こさせます。
そしてその後ろにフィジケラ。4位はなんとピットスタートから粘りきったトヨタトゥルーリ。5位に最後まで苦しんだアロンソで、6位に相変わらずレースがイマイチなバリチェロ。7位に渋く走りぬくクルサードがちゃっかり入って、8位にはロズベルグを地力でかわしてのトロロッソのリウッチィが初入賞。トロロッソはサバイバルレースで稼ぎ出したポイントで、下位3チームの争いから一歩抜け出しました。このチームの着実な進歩もすごいなぁ。
レース自体はそんな感じでしたが、これで面白くなったのはチャンピオンシップ。ここからミハエル&フェラーリの逆襲が始まるのか、それとも次のルノー地元レースでアロンソルノーが再び突き放すのか。目が離せなくなってきました。