おとぎ銃士 赤ずきん

いろいろな意味で面白い。
女児向けアニメなのか、大きなお友達向けアニメなのかがイマイチ絞りきれてないので、どちらだと思って見ていてもものすごい違和感があるという非常に奇妙な作品になっています。プリキュアにみたいに基本線は女児向けですよという感じだったり、リリカルなのはみたいに大きなお友達のための女児向けっぽい設定のアニメですよという感じだったりすれば分かりやすいのですが、またこれは。もともとフィギュアニメという企画からスタートしてるのに、気がついたら土曜朝枠になっていたという経緯そのままのような作品です。
ハーレム設定的に美少女キャラがたくさんで、でっかい武器持って戦闘して、主役とOPが田村ゆかりでと深夜アニメちっくな所を見せつつ、テーマは子供向け的にまっすぐで、戦闘ものなのに緊張感のあまりない緩いトーンとかギャグのレベルとか舞台設定とかはなんとなく女児向けっぽい。そして絵的にはどちらとも言い難いところ。
あ、でも話は普通に楽しめたし、キャラもなかなか可愛いので見ていて面白かったのは事実です。あまりにも不思議だ。初回から見ておけばよかったなぁとちょっと思いました。どういう方向に進んでいくのか気になります。