Kanon

か、kanonって介護ものだったのか……。
余命幾許も無く、もう言葉も喋れないほどに弱った子になんとか幸せだったという思い出を残してやろうと奮闘する話でした。真琴編の最終話。皆で撮るプリクラ、丘での結婚式もどき、鈴の音といった各シーンも直球で切なかったですが、それ以上に回想のシーンで失われいくもの、戻らないものを実感するのが切なかったです。なんだかんだ言いながら、何とか助かってくれないかと思っている自分にびっくりしました。今まで延々と描かれてきた真琴との日常のシーンも、もう一度この結末を知っていて見直せば違う感慨があるのかもしれません。