大塚愛を聞きながら

このカテゴリいつ以来だ。
卒論を書きながらバックで久しぶりに大塚愛を聞いて、思いついたのでメモ。想定の上に想定を重ねてるのであんまり深くは考えてない。
この人は媚びてると批判されているのをどこかで見かけて、それはなんか違うと思ってたのですが、その理由が何となく分かりました。この人の演出された可愛らしさは、媚びを売るためのものじゃなくて、戦うための武器なのだろうと。心意気の違いではあるのですが。
それは、この人、おそらくかなり芯が強い人なのではと思ったから。私がそう感じるだけの話なのですが、この人は「大塚愛」というキャラクターを演じているタイプの人で、「さぁ、可愛い私に平伏しなさい!」的なオーラを感じます。結構怖そう。
でも、そういう風に自分をプロデュースできる力って凄いと思います。信念があるというか、こうありたいという自分を、あの舞台で実現させてしまっている強さ、みたいなもの。そしてそれによって多くのファンを獲得しているという事実。
演出された「可愛らしさ」というのは、決して弱者が媚び諂うためのものなんかじゃありません。それは強者がこの世界を撃ち抜くための武器なのだと思います。それはいわゆる型通りの格好良さなんかと比較しての決して負けない格好の良さだと思いますし、私はそういう格好の良さに憧れます。