08-1-17

なんだかキーワード「桜庭一樹 私の男」での検索からたくさん人が来てびっくりしています。
直木賞の影響力ってすごいんだなぁと感じます。


選評と会見の記事が出ていたのでリンクを。
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080116/acd0801162125005-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/culture/academic/080116/acd0801162242007-n1.htm


今回の直木賞桜庭一樹を知った人は、「私の男」を気に入ったら、きっと「赤朽葉家の伝説」や「青年のための読書クラブ」と言ったところを読むと思うのですが、個人的には是非「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」を読んで欲しいなぁと思います。傑作だと思うので。

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)

富士見ミステリー文庫版は表紙のイラストで敬遠する向きもあるかと思いますが、イラストなしのハードカバー版も出ているので手にも取りやすいかと。
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet


あとはライトノベルレーベルで出ている「荒野の恋」や「GOSICK」シリーズも、ライトノベルの中ではライトノベル周辺に馴染みがない人でもいける方なのではないかなぁと。
ラノベ読みとしては、一般文芸の世界で人気が出たことでライトノベルの方のシリーズが出なくなると悲しいので、これを機会に手に取る人が増えるといいなぁと思います。

荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)

荒野の恋〈第1部〉catch the tail (ファミ通文庫)

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)

GOSICK―ゴシック (富士見ミステリー文庫)