スーパーアグリF1チーム 撤退声明: FMotorsports F1
スーパーアグリF1撤退。
いつかは来ると分かってはいたことで、マグマとの一軒でもはや万策尽きた感はありましたが、それでもこの日が来ると哀しい気分になります。今のF1で愛すべきプライベートチームが闘うことの困難さ、そしてオールジャパンのチームがF1に参戦することの難しさに悔しさとやるせなさが募ります。
合理的な経営判断とホンダがスーパーアグリにどれだけの投資をしてきたのかを考えると、こういうことを言っちゃいけないのでしょうけど、ホンダの都合に振り回され続けた感は否めません。特に最近のニック・フライの発言は、彼の立場ならそういうだろうと分かってはいても頭にくるものがありました。正直なところ、しばらく、ホンダの応援はできそうにない。
それでも、この二年間、本当にいい夢を見させてもらいました。去年、琢磨がアロンソをオーバーテイクしたシーンは今でも目に焼き付いています。
今はただ、スーパーアグリにありがとうを。
鈴木亜久里代表とスタッフの皆様にお疲れさまを。
私は一生、この小さなF1チームの勇姿を忘れません。
