09-10-4

本日は鈴鹿決勝! ということで今日の雑記は全編F1でお送りします。
F1日本GP:セバスチャン・ベッテルが今季3勝目! トゥルーリが2位! 【 F1-Gate.com 】
レースの方はヴェッテルの圧巻のポールトゥウィン。ノってる時のこの人はスピードも安定感も手がつけられないと言うことを再確認しました。
そして2位はトゥルーリ。偶数列スタート&3位はKARS搭載のハミルトンということで、スタートでは完全にしてやられて訳ですが、その後離されずにピッタリとハミルトンをマークして、2回目のピットにハミルトンが入った時にスパート。自己ベストを並べてピットに入り、トヨタピットクルーも完璧な仕事で送り出し、ハミルトンの前に立った時は大興奮でした。やっぱり日本GPで日本のチームが頑張ると絵になります。トゥルーリも契約が今期限りと言われている中頑張った! そしてトヨタは2戦連続表彰台とシーズン中盤の暗黒状態を脱して上り調子。あと1段の壁は当然厚いでしょうが、何とか今季中にずっとチームを引っ張ってきたトゥルーリの手で初優勝が見たいな、と贅沢なことを思ったりするのです。
そして他の順位では、ポイント確保をしっかり果たしたバトンと、そのひとつ前でゴールしたバリチェロ。バトンはそれでも圧倒的な差でチャンピオンシップを逃げているわけですが、後半戦の走りはさすがにこれでチャンピオンはないだろと。ポイントをしっかり取るのも当然大事なのですが、普段F1を見ない日本の人がたまたま今日この走りを見て、この人がチャンピオンになると言われたらどう思うんだろうなぁ……と。プレッシャーも当然とんでもないものでしょうし、守りに入るのは良いのですが、チームメイトのバリチェロにまで完膚なきまでに負けているここ最近の走りは、さすがに切れが無さ過ぎます。バトンがチャンピオンになるのなら、残り二戦で「あぁ、今年はやっぱりこの人がチャンピオンだよね!」と思わせてくれるような走りを見せて欲しいなと思います。「前半戦で車が良かったからねぇ」で終わるんじゃ寂しすぎるよ!
でも、個人的にはヴェッテルのここから奇跡の逆転劇が見たいなぁと。2007年のライコネンみたいなドラマを再び。


そして今日の放送で面白かったのは地上波副音声。アナウンサーとゲストの土屋圭一&堂本光一が好き勝手にフリートークをするという自由な内容だったのですが、これがフリーダムすぎて面白いこと面白いこと。
いきなり、「見入って黙っちゃうかもしれません」「マニアックな会話になるから、主音声の方が分かりやすいかも」で始まり、濃いめのファンの会話を散々繰り広げるという展開。アナウンサーが第1セクター○○秒と言うと、「良いタイムですね」と答えるタレントゲストとかもう意味が分からない。
そして、「シンガポールと比べて今日は早いですね」「昨日の予選より早いんじゃないですか(笑)」みたいな会話をした上に、残り4周でまさかの堂本幸一強制連行(10時からの堂本兄弟生放送のため)。「セーフティーカーリスタートまでは!」「もう一周だけ!」と駄々をこねる光一君に「マネージャーが凄い目で見てますよ」というアナウンサー、「事前に言ってくれれば亜久里さんのヘリを」と言いだす土屋さん、そして後ろ髪を引かれながら連れていかれる様子はもはや放送事故レベル。いや、F1がどれだけ好きなのかは伝わりましたが!
さらにレース終了後の表彰台ではヴェッテルを評して「若いねぇ」連呼のおっさん軍団と化し、最後までフリーダムだったのでした。ぶっちゃけた話主音声より楽しいので毎戦やって欲しいのですがこれ……。
そしてその中でも今日一番面白かったのは、光一くんがF1詳しいという話から、土屋さんが「川井ちゃんの生まれ変わり」と言って、「まだ死んでませんから!」と周りに言われていたシーン。隣のブースでめっちゃCSの解説してますって!


今日の副音声でしみじみ思ったのですが、結局スポーツ観戦って詳しい人同士であーだこーだ言いながら見るのが一番楽しいのだと思います。ある程度見続けていると、F1はタイミングモニタさえ用意すれば解説をきかなくてもだいたいのことは分かってしまうようになるので、だったら実況と解説よりもF1が好きな人たちのトークを聞いている方が楽しい。
もちろんストイックにレースを分析するとか言うのならば、川井さん今宮さんといったところが解説をしているCS放送を見るのが一番ではあるのですが、楽しむという観点ではこっちの方が正しいのかなと。
ということで、F1のマニアックなトークができる知り合いが欲しいなぁと思った今日この頃でした。もうこの際ニコ生で放送でもいい! フジテレビとニワンゴお願い……!!