一部界隈で地味に流行っている模様の読書遍歴振り返りエントリ、せっかくなので私も書いてみようと思います。私があまり本を読んでいないことが露呈するだけなのですが!
関連エントリ
読書遍歴を振り返ってみる(1) - never cry
http://bibliomania.jp/mydear/diary/article.php?id=7533
colorful | 読書遍歴。
読書遍歴を振り返る(中学時代まで) - 私的ファイル deltazulu 記録再開
幼少のころは母親の読み聞かせで相当色々な話を聴いていた模様。寝る前には「お話聞かせて」とうるさい子供だったらしいのですが、何を読まれていたのかがあまり記憶にない辺りがなんとも。どうも名作文学系が多かったらしく、その中でも数少ない記憶に残っている作品は「ドリトル先生」シリーズと「チルチルミチルと青い鳥」。ドリトル先生は、何故か並居る魅力的な動物たちを抑えてオシツオサレツが好きだったという謎の記憶がついてきます。そしてドリトル先生は動物と会話するだけでは飽き足らず、さりげなく月に行ったりしているから油断なりません。
- 作者: ヒューロフティング,Hugh Lofting,井伏鱒二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/17
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
そして文字が読めるようになるかならないのかのころに愛読していたらものはF1の総集編と海の生き物図鑑だったらしい私。F1総集編でカタカナを覚えたという嘘かほんとか分からないけど、両親の話を総合するとどうも本当らしい逸話があったりとか。あと生き物は海のものに限りますよね!
その後は絵本を経由して児童文学を読む子供になって、小学校時代は学級文庫とかを誰よりも高速で読みあさっていた記憶がありますが、児童文学から先に進まなかったという悲しい事実もあったり。字が小さくなることに抵抗があったらしいよ小さい頃の私!
そしてこの頃読んでいた本で何よりも記憶に残っているのが、斉藤洋作品。「なんじゃひなた丸」シリーズが好きでよく読んでいた記憶があります。
- 作者: 斉藤洋,大沢幸子
- 出版社/メーカー: あかね書房
- 発売日: 1989/07
- メディア: 単行本
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
- 作者: 斉藤洋,長新太
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 1992/12
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
そして斉藤洋と言えばなルドルフシリーズの「ルドルフともだちひとりだち」。
- 作者: 斉藤洋,杉浦範茂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1988/06/13
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 19回
- この商品を含むブログ (32件) を見る
それから、当時読んでいて記憶に残っているのが「名たんていカメラちゃん」シリーズ。瞬間記憶ができる女の子が事件解決する系のお話だったはず。
- 作者: ディビッド・アドラー,たるいしまこ,かんどりのぶお
- 出版社/メーカー: 国土社
- 発売日: 1984/08
- メディア: 単行本
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
その後中学に入り、児童文学はもう読まないけど中学生向け小説も読んではみたけどどうもなぁと思っていた頃に出会ったのが、竹書房のスターウォーズシリーズ。EP6以降のスターウォーズの歴史を色々な人が寄ってたかって作っていくというまさしく二次創作なシリーズでしたが、これが非常に面白くてすごい勢いでシリーズを読み漁っていた記憶があります。
ハンとレイアが結婚して、子供が3人もいたり(末の男の子にアナキンって名前つけるんだよ!)、謎の勢力による銀河の危機が度々おこったり、ルークがジェダイ再建に奔走したりとかそんな感じで、色々な星を舞台に色々なキャラクターが動いていてるのが好きでした。
そんな中でも好きだったのが、カリスタ三部作の最初に当たる「ジェダイの遺児」。
- 作者: バーバラハンブリー,Barbara Hambly,富永和子
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 1996/04
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
そしてその後は、体調を崩して電車で本を読めなくなったこともあり、本気で小説を読まない日々に突入。そんな中学2,3年のこの頃に一番読んでいたのは、さくらももこのエッセイでした。
有名な初期三部作やそれいがいの子供のころ話が名作であることはもちろん、個人的には滅茶苦茶な道中と夫が腹を下していた印象ばかり残った「世界あっちこっちめぐり」や妊娠・出産体験エッセイなのに便秘話ばかりが印象に残った「そういうふうにできている」なんかが好きでした。この人の文章の面白さは文章だけでこんなに面白くなるんだと当時衝撃的で、私の中の面白さの価値観のベースになっている部分があるような気がします。
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1997/06
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 1回
- この商品を含むブログ (33件) を見る
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/06/30
- メディア: 文庫
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (83件) を見る
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/04
- メディア: 単行本
- クリック: 6回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
高校生になってからは雑誌は立ち読みと学校図書館で色々と幅広く読めど、あまり本は読まないという生活が続いていた感じ。映画化をきっかけに読んだ「ホワイトアウト」が滅茶苦茶面白かったとか、その程度の記憶しかのこっていません。あとトリックにハマった影響でネタ本としては素晴らしかった「どんとこい超常現象」を買って読んでいたり。そして実はこの時期ライトノベルは全く読んでいない私だったりもします。
- 作者: テレビライフ編集室
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 133回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
- 作者: ヨースタインゴルデル,Jostein Gaarder,池田香代子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 単行本
- 購入: 33人 クリック: 506回
- この商品を含むブログ (172件) を見る
その後は勢いに乗って哲学の入門書を何冊か読んで人生の意味を見失った後(池田晶子は危険!)、現代思想の冒険者たちシリーズを「ウィトゲンシュタイン」「ユング」と読んだあたりで、なんとなく自分の中で哲学ブームが軟着陸した感じ。我ながら高校生にして正しく中二病だったように思います。
- 作者: 飯田隆
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
その後も小説は読まずに、経済学の入門書とか、社会学の入門書とかに飛びついてみるもいまいち身にならない日々が続き、いつの間にか大学受験の波にのまれて参考書しか読まない日常を過ごして高校生活が終了。
大学に入ってからの読書遍歴は、このブログに書いてあることがだいたいすべてなので割愛。最初の方だけを言えば谷川流→西尾維新→桜庭一樹みたいな入り方をしているはずです。そんな感じで、何故突然ラノベ読みになっているのかが自分でも良く分からない感じではありますが、グダグダのままにこのエントリは締めさせていただきたいと思います。