10-3-15

F1バーレーンGP決勝! ということでいそいそとテレビ観戦。
レースの方は給油禁止によってシンプルにはなったものの、今まであった燃料搭載量によるす部分がごっそり抜けおちてしまった分単調で、分かりやすくて忙しくはなくなったけど、今までタイミングモニタを凝視しながらあれこれ先の展開を予想していたマニアックな視聴者としては、正直退屈だったなというところ。現代F1の場合オーバーテイクのチャンスは少ないので、どうしても5週目くらいで走っている順位がそのままゴールする未来が予測できちゃうのが……。
とはいえ、今回のレースはそれだけではなく終盤にドラマが待っていました。ヴェッテルのマシントラブルで、2-3に付けていたフェラーリ勢がヴェッテルをパスして1-2体制に。そしてそのままずるずる行きそうだったヴェッテルは、しかし執念の走りでロスタイムを最小限にとどめ4位でフィニッシュ。明らかに異音のする車で、ロズベルグに迫られたラスト数周に2分台のタイムを叩き出すのはさすがとしか言い様がありませんでした。
今年はフェラーリvsヴェッテルの年になるのかなーという開幕戦でしたが、着実な走りでまずは6位入賞で復帰戦を飾ったミハエルとミハエルを完封して4位に入りどうだという顔をしていたロズベルグ、3位表彰台獲得のハミルトンに圧倒される形になってしまった7位の昨年チャンピオンバトンといったチームメイト対決も楽しみなところ。
それから4強が証明されたことで、残り2つのポイントを争うことになったセカンドグループも要注目。フォースインディアとルノーが今回はよかったですが、次以降どうなってくるか楽しみ。そしてそんな中にある可夢偉ザウバーは、今回二人ともトラブルでリタイアしていてちょっと心配。次までに問題が解決していればいいのですが。
そんな感じで何はともあれ始まったF12010年シーズン。次のGPも楽しみです。


そして今日はインディカー佐藤琢磨のデビュー戦も。予選では10位に入ったようで、決勝に期待大です。今年もモータースポーツファンには忙しいシーズンが始まりました。