10-8-12

昨日は大学時代のサークルの人達と飲み会。私が大学を卒業してからもう結構な時間がたちましたが、変わるものは変わっても、変わらないものは変わらないんだなぁと感じました。楽しかった。


休みで時間があったので、改めて初音ミクの消失を聴いたりしていました。これ、ちょっと凄いCDだと思うのです。

初音ミクの消失 / cosMo@暴走P feat. 初音ミク(ジャケットイラストレーター:左 )【数量限定初音ミクの消失ストラップ付き】

初音ミクの消失 / cosMo@暴走P feat. 初音ミク(ジャケットイラストレーター:左 )【数量限定初音ミクの消失ストラップ付き】

cosMo@暴走Pの新作CDは初音ミクを巡る物語音楽。初音ミクの誕生から、その存在に人格を託されることで自己を持ち、その裏付けの無さから永遠に続かない未来を恐れ、0から始まる4つのバッドエンドをなぞった後に、ハッピーエンドを描く一連のストーリーを音楽とミクの歌声にのせておくります。
序盤の楽曲の混沌としながら明るいエネルギーに満ちた感じから、「初音ミクの戸惑」での転換、そして「0」から始まる廃棄、消失、復讐、献身の4つの終わりの流れは圧巻。そして、4つの結末を乗り越えて、今ここにある幸せを歌う喜びの歌「初音ミクの激唱」の後半部分の盛り上がりは鳥肌モノでした。エンドロールの流れそうな「浅黄色のマイルストーン」で締めくくられて、やっぱりこの人は凄いと思った次第。曲単体ではニコニコ動画で聴いているものなのですが、この順序で、この物語の上で聴くと、全く別の感動があるんだなと思いました。
ゲーム音楽の流れを感じる玩具箱をひっくり返したような楽曲も、ミクだから歌えるミクのための歌詞も、ミクだからこそできる高速歌唱も、独特な魅力にあふれたCDだと思いました。素晴らしかったです。