10-12-19

昨日は録りためていた番組を見ながらごろごろ。
K-1のWORLD GPは消耗したほうが次で負けるという1dayトーナメントの性格がおもいっきり出たトーナメントだったのですが、その中でピーター・アーツの闘う姿には痺れました。シュルト戦の気持ちで向かっていく姿、特に3Rはやばかった。もう40歳、K-1を黎明期から背負ってきて、共に闘った人たちは引退していって、それでも第一線を張り続けるこの姿。90年代に憎たらしいほどの強さで何度もチャンピオンをとった人が、2010年に再び決勝戦の舞台に上がるなんて、マンガだって怒られそうな筋書き! 
その姿には老いを感じますし、プレッシャーの強さからか普通の人の数倍の速さで年を取っているようにも見えます。それでもああして気持ちを全面に闘う姿に思わず感動。昔あんなに嫌いだったアーツの試合を2010年に見て泣きそうになるとは思わなかったです。