11-3-13

東北から関東にかけての広い範囲で、とても大きな地震がありました。
私は首都圏のオフィスビルにいたので大きな被害をうけることなく、友人宅に泊めてもらい、翌日電車が動き出してから自宅へと帰ってくることができました。電車は混雑していましたが、入場規制等の対応により大きな混乱もなく、整然としていました。
大きな地震が起きたときにでもこれだけ安心していられて、翌日には家に帰る交通網が復帰する。そんな都市を創ってきてくれた先人たちの全ての小さな積み重ねに、まずは心からの感謝を捧げたいと思います。それから、こんな時にすぐ手を差し伸べてくれた友人の好意にも、感謝を捧げます。ありがとうございます。



まだ被害状況の全容は分かりませんが、かつてない規模の地震津波が想像を絶する甚大な被害をもたらしたことは間違いないようです。苦しんでいる人が、たくさんいるのだと思います。今はただ祈るばかりです。
私は、自分にできることをやっていくしかないのだと思います。この国の歩みを止めないために、可能なかぎりいつも通りの生活に戻ること。来る電力不足を乗り越えるため節電をすること。きちんと信頼のおける団体に募金をすること。飛び道具はないと思っています。ただ、手の届く範囲のものを積み重ねていくことしかできないのだと思います。


地震について思うことは他にもたくさんありますが、それはここで語るべきことではないし、まだ自分の中で消化できてもいないので書きません。これから、ゆっくりと向き合っていかなければいけないことなのだと思います。