12-4-7

今日は「地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.12 『海盗セブン』」を見てきました。
地球ゴージャスプロデュース公演 Vol.12 「海盗セブン」
誘われて行ってきたのですが、普段あまり舞台とか見ない人なので新鮮で面白かったです。歌あり踊りありタップダンスあり、衣装は派手めでキャラは皆異様に濃くて、コメディからシリアスまでなんでもありのネタも手広くてんこ盛りな、まさにゴージャスの名にふさわしい過剰なエンタメ作品でした。笑いどころ盛りだくさんで、ああこういうのが大衆芸能と呼ぶべきものなのかなあと。そしてキャラ付けの無軌道さと掛け合いやら演出やらのネタ密度に、演劇ってこんなに自由なものだったのかと興味が出ました。面白い。
普段私は小説だのマンガだのアニメだの音楽だのを好んでいる人間で、でも表現というものは結局は最終的にそれを見た人の心に何を生み出せるかの世界なのかなと。そしてその形態は手段というか、プロセスに過ぎなくて、その手段のひとつとしての演劇というものの強さみたいなものを感じた公演でした。
しかし森公美子の圧倒的存在感ときたら!


そして公演後喫茶店で雑談したりしていたのですが、その時の話題が何をどうしたのか「天空の仏ナラピュタ」「住職! 空から尼さんが降ってきた!!」「イエスは滅びぬ! 何度でも蘇るさ!!」とかだったので頭がどうかしていたのだと思われます。何だったんだあれ。いやでもしかし「イモート・オブ・ザ・リング」が許されるなら……。