青春しょんぼりクラブ 3 / アサダニッキ

青春しょんぼりクラブ 3 (プリンセスコミックス)

青春しょんぼりクラブ 3 (プリンセスコミックス)

にまと津和野の偽装デートでなんとか部室を失わずに済んで、そのかたわら隠岐島と簸川にあれそっちに行くの的な雰囲気を見せたりしつつも、ものすごく爆弾を抱えたような形で停滞するこの人間関係が。片想い関係で成り立っているかのようで、いまいち残絵な人たちは皆が皆ふらふらしてばかり。面倒くさいというか危ういというか、流されやすいしはっきりしないし自信がないしで、居心地のいい関係のように見えてちょっとしたところから泥沼に陥っていきそうな予感がして怖いです。一寸先は闇。そしてそこに投げ込まれる依子の母親という爆弾……! そんな中で副会長と一畑の、幼馴染みの恋はベタですがなんだか和んで良かったなあと。