- 作者: カズミヤアキラ
- 出版社/メーカー: キルタイムコミュニケーション
- 発売日: 2012/10/01
- メディア: コミック
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明らかに破滅に向かうしかない道を、しかも自らのエゴを姉のためとすり替えて、それでももう戻れない所まで来てしまっているゲオルグの視野狭窄っぷりと狂気が痛々しく、その象徴であるのに見た目は可愛らしいゴスロリ幼女な姉の姿に悪趣味さを感じます。そしてそこに更なる事実として明かされるクロウリーとクラウディアの秘密、さらに魔術書がある人物の手に渡ったことまで、実に悪魔好みのシナリオだなと思うのでした。色々粗いところもある作品だと思いますが、この趣味の悪さは好みだと改めて思います。