ハレルヤオーバードライブ! 1 / 高田康太郎

ハレルヤオーバードライブ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ハレルヤオーバードライブ! 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ごちゃごちゃと御託を並べるのではなくて、女の子のために始まるギター。学校の抑圧に抗っいながら潜伏するように活動する金属理化学研究部(メタりか)。そして、バンド、誰よりも楽しそうにドラムを叩く先輩、合わさって一つになった時に垣間見る、音楽の魔法。もう本当に少年マンガでバンドで青春で、なんかいいなあと思わせてくれる一冊でした。ちょっと主人公の小雨のアホさ加減と永続的ハイテンションが個人的に苦手な部分があるのですが、それでもこのテンションだからこそ自然にこのライブの描写に入れて、そこでなにか特別なものがあると思わせてくれるんだろうなと。というか、バンドシーンの皆が魅力的で凄いなあと。こんな顔してドラム叩かれたらそりゃあハル先輩に惚れるよなあと思って、やっぱり正しく少年マンガしていると思うのでした。