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ビリオネアガール 3 / 支倉凍砂・桂明日香

完結、ということで高遠と紫の関係に決着をつける一冊。
凄腕のデイトレーダーで大富豪、その反面家庭環境に問題を抱えてコミュ不全というヒロインと、普通の学生である主人公の出会いから始まった物語として、一番わかりやすくすっきりとする結末にしっかりと落ち着いた、という最終巻ではあるのですが、でもちょっと物足りない感じが。
金融関連の知識あれこれ、そして破壊力抜群のヒロイン、それから彼女とその周りの人間を描く中で避ける事のできない人とお金というテーマ。それを全部織り込んで一番コンパクトにまとめましたという結末は、それはそれで綺麗なのですが、でもこの話ならばもっと色々描けただろうしそれはきっと面白かっただろうと思うのです。そんな感じの消化不良感を残しつつ、いつか小説か何かでこのお話をまた読める機会を願っています。今なら!! メディアワークス文庫的なポジションで行ける気がする!!