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映画 たまこラブストーリー

たまこまーけっとからずいぶんと雰囲気を変えてきた映画なのですが、あの続きにある誰もが変わっていく世界をこれ以上ないほどストレートに、こっ恥ずかしく、まさに胸キュンな感じに描き切った素敵な映画でした。たまこももち蔵もあんこもみどりも可愛かった!
ちょっと良くできた子すぎて、そしてなんだか鈍感で、だから動じなかったのがTV版のたまこだと思うのですが、そんなたまこもいつかは。もち蔵が東京の大学を目指して、そして。暖かな商店街の人々に囲まれて、友人たちと家族の想いに包まれて、そして少女は変わり始める。
すごく実写映画的な空気で描かれるそれは、決して派手なものなんかじゃなくて、けれど真摯で丁寧で、だからこそこんなにも愛おしい。スマートフォンの時代に糸電話で通じる気持ち。ちょっと田舎な土地と垢抜け無さが、今の時代とは思えないようなド直球ピュアラブストーリーを真正面から描き切らせて、本当にシンプルで素敵な映画になっていました。みんなやたらと可愛いし、家で見てたらパッケージをベッドに投げつけそうなくらいこっ恥ずかしいし、もう青春ですよ青春。
そして最近すっかり洲崎西のイメージでいた洲崎綾の声優としての実力にびっくりした映画でもありました。未知のものに触れて、感情が整理できずにゆらゆらしてる、けれど今までの延長線上にあるたまこ、すごかったなあと。始まってしばらく、これはきれいなあやっぺ……とか思っててすみませんでした!