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がらくたストリート 3 / 山田穣

帯にまで「この(単行本が出た)奇跡」と書かれちゃうレベルで、まずは出たことに感謝するしか無い3巻。すごく好きな作品だったけれど続きはほぼほぼ諦めていたわけで、兎にも角にも出ただけで割りと満足感がありました、が、やっぱり中身も素晴らしくて良い作品だったなあと。
田舎町でがきんちょたちが遊んでいて、そこに宇宙人だの神かくしだの超常要素が当たり前のように混ざってて、大人である兄ちゃんのところからは多種多様な雑学が溢れでて、かと言ってなにか、物語的に大きな出来事が起きるわけではなく、それなのに素敵で特別で面白い世界が広がっているように見える。キャラ数がやたら多くてわいわいがやがやしている雰囲気とか、ちょっと田舎な感じの空気とか、子どもたちの子どもたちっぽさとか、素直にこの世界いいなあと思える作品でした。これで完結ですが、いつかまたちょろっとこの芦原市を描いてくれたらと思います。大好き。