オリンライジング! 2 / 広沢サカキ・風華チルヲ

オリンちゃんの生き様を見せつけるようなスピンオフの第2巻。相変わらず公式スピンオフというか二次創作ギリギリのようなところを駆け抜けていく作品なのですが、とにかく作者の考える最高にかっこいいオリンをこれでもかとぶつけてくるような熱量があって素晴らしいです。
何もないところからでも、ギャグヒールとしてでも、誰かの引き立て役であったとしても。泣き虫で不安がないはずなんて無くて、それでもぶつかって倒れたって貫き通し、大きなステージで観客に見せつけるのは彼女の生き様。これぞアイドル、これがアイドルみたいな気分になる、勢いと熱さに溢れた一冊でした。