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15-2-14

シンデレラガールズ6話を見て盛大にショックを受けてる自分がいるのですが、ショックと同時に演出と構成・脚本の異様な出来の良さへの感心があって、言葉にしがたい心理状態を引きずったままここに至るんですがこれは。

ここまで描かれてきた本田未央というキャラクター。クラスの人気者で恐らく失敗経験はあまりない。ムードメーカーかつお調子者でノりやすい。追い詰められるとメンタル的には脆い。大舞台でのバックダンサー経験を経ての身の丈にあった初ライブで全て良くない方向に向かった結果があれで、そのサインは武内Pとの会話の端々から見えていて。
前川みくに対してのコミュニケーションで前回ミスをした武内Pは、今回はその話をよく聞いていて、何とかしようという動きは見えて、で、ライブ前に絞り出した言葉が「第一歩」、終わった後が「当然」。正しいこと、確実なことだけを言葉少なに語るのは、何も間違ってない、決して間違ってないけれど、自らがプロデュースする駆け出しでまだ15歳のアイドルにかける言葉としては、絶望的に足りていないっていうか、わかってるのに伝わってない。そして凛に睨まれる。
単純にこのプロジェクトを進めていくお膳立てや根回し、事務と言ったところで武内Pに何ら問題はなさそうなのですが、人対人で何かをする時に正しいだけじゃ足りないんだというのを絵に描いたような展開で、ちょっと見ていて自分に刺さるものが、あってですね……。辛い。未央を甘えるなと叱り飛ばすのは簡単で、でもそれで何か問題が解決するのかって言ったらしないのでしょうし、どうも武内Pの過去や期待されてるものもそのあたりっぽいですし。最初から完成したアイドルがいるのではなく、これはアイドルとPが共に成長していく物語なんだなあと。
しかしそれを、3話で成功をしたあの流れの上、「私には何もない」と言っていたラブライカの二人との対比の中で、初ステージのラブライカにとっては成功、周りから見ても十分に成功、尚且つこれは客いないフラグなんじゃと思っていた視聴者的にも思ったよりはいるじゃんと思わせてのこれっていう見せ方は本当によく出来てるなと。さりげなくみくをあの現場から外しているのも、卯月が自分のことでいっぱいいっぱいなのも、敢えてリーダーを未央にしていたのも、この物語展開なら必然なんだろうなあと思いました。
そして来週は高雄監督絵コンテ回って、相当に心構えがいるやつですねこれ……。