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selector infected WIXOSS -peeping analyze- 2 / LRIG・岡田麿里・鈴木マナツ

感想 ☆☆☆☆ マンガ

完結。良かった! ピルルク救われたよ!!
アニメであきらっきーのルリグとして登場したピルルクが、何を願い何を裏切られてルリグとなったのか、そして何を思ってあきらのルリグをやっていたのか、それが分かる1巻に続いて、あきらが3敗した後のピルルクが辿った運命が描かれるのがこの2巻。
ただ奪われ続けるためだけにあるような仕組みの中で、復讐だけを願ったはずの彼女が、失った友人にそっくりなセレクターに出会うことで揺らぐ。アニメ本編は、るう子がselectorの仕組みそのものに挑む話だったと思いますが、こちらの話ではピルルクも彼女に関わる人も彼女からしたら加害者であるリメンバでさえも繭の作ったルールの中でもて遊ばれていくばかり。それでも、たとえそう狙った訳でなくても、繭は自分の視野でしかものを考えない子であるが故に、なるほどそういう裏の取り方もあるんだなあという結末に、色々無茶な流れや描ききれていないところが多々あるように感じたものの、ちょっと関心しました。
願いを抱いて、憎みあい、闘い、それは時に命すら賭けるものでもあって、その中で背負った罪が消えることは無かったとしても。その少女たちの感情が渦巻いた世界から彼女を逃したのもまたその少女たちの想いであるのなら、そこには少しだけでも救いはあるのかなと、そんなことを思いました。