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鈴木このみ1st Live Tour2015 〜Nice to Me CHU!!!〜 10/12@Zepp Tokyo

行きたい行きたいと思いながらチケットの壁に跳ね返されてきた鈴木このみライブですが、さすがにZEPPの規模なら普通に取れたので念願かなって行ってきました。後方2段目までではありましたが、結構いっぱいまでお客が入っていてちょっとびっくり。
アニサマなんかで見る鈴木このみはそれはまあ歌唱力と存在感が圧倒的で、この子は本当にモノが違うと思わせるに十分なものがあって、その歌唱力は単独ライブでも遺憾なく発揮されていました。作曲陣がそういう勝負をしているのかというくらいの、速い高い難しい歌の連続でも歌い切っちゃうのは流石の一言。ただ、それ以上に印象的だったのはたどたどしい進行や時折ふわっとするMCのこなれてなさから感じる、そうかこの子まだ18歳なんだなあというところ。それは当然そうなのですが、フェス系でのMC殆ど無しであのステージングと歌を見てしまうと中々それを感じる機会もない訳で。
そしてそんなことを考えているところに来たラストのMC。要するに、普通に生きていくことを犠牲にしてでも歌でこれから自分はやっていくんだという覚悟と決意表明を拙くも等身大の言葉で語るものだったのですが、何かそれを聞いて、とにかくべらぼうに歌が上手いのだけれどどこか素人っぽさもある感じだった印象が腑に落ちたような気がしました。そしてそのプロとしての覚悟が、とんでもないポテンシャルを持った彼女をどこに向かわせるのか、期待するところでもあり不安でもあるような、そんな気分に。それからあのMC、聞いたファンの方も結構背負わされるものがあるよなあとか思ったり。
個人的には、難しい曲を難なく歌いこなすのも魅力なのですが、それ以上にもっと自然体だったりしっとりとした曲の時に、ただ上手なだけではない彼女らしい声や表現力の魅力が見えるのがとても良いと思うので、そういうアーティスティックな方向性をどんどん見せてくれると嬉しいなあとか思ったり。そういう意味では初披露? だった田淵智也作曲の新曲や、ライブ表題曲でもあるオーイシマサヨシ作曲の『Nice to Me CHU!!!』が背伸びのない鈴木このみを感じられる曲でとても良かったです。
あとはいつの日にかアンプラグドのライブを見たいなあと。絶対素晴らしい物になるに決まってるじゃないですか!