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Dimention W 1〜10 / 岩原裕二

感想 ☆☆☆☆ マンガ

アニメを見て面白かったので原作を読み始めたらやっぱり面白くて、最新10巻まで読みましたDimentionW。凄く真正面から面白いエンターテインメント作品をしていてとても良かったです。
次元Wから無尽蔵にエネルギーを取り出すことができるコイルが存在する世界を舞台に、不正に流通した違法コイルの回収屋を営むマブチ・キョーマ。コイルを異常なまでに嫌い、時代に逆らうかのようにコイルを使わず、それでも圧倒的な強さを見せるキョーマと、コイルを管理するニューテスラから追われた天才博士が残したあまりにも人間的すぎるアンドロイドの少女ミラ。過去に闇を抱えた凄腕のオッサンと、謎の多いアンドロイドの少女のバディものという時点でもう勝利を確信する感じ。
コイルを嫌う彼は当然コイルで動くミラも毛嫌いするのですが、その理由が彼の過去にあったこと、彼がミラの向こう側に何を見ていたのか、そして頑なにポンコツ、ガラクタと呼び続けたミラをふと人間扱いする瞬間。それに対するミラの反応も含めて非常に良いものでした。
回収屋としての事件から大きな話となったキョーマの過去に迫るイースター島編まで、アクションあり謎解きあり、キャラクターも立っていてケレンも利いていて単純にワクワクするのですが、場面の派手さを求めてか、少し無理な展開になることがあるのは良し悪しという感じ。その辺りまで含めて、なんだかアクション大作映画! みたいなノリを感じる作品だと思います。
10巻のイースター島編完結でキョーマの過去にはひとつの決着がついて、まだ解決していない伏線とともにこの先はミラの物語へと入っていく模様。間違いなく普通のアンドロイドではない彼女の行く先に何が待っているのか、この先もとても楽しみです。
あと、直近の話としてはエリーがどうなっちゃうのかとても心配なのですが!