THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 4 / バンダイナムコエンターテインメント・門司雪

最終巻を前にして、物語はいわゆる信号機の3人を描いていきます。まだシアターの駆け出しである彼女たちの一歩ずつの成長。それは3人一緒でも横並びでもなく、それぞれのペースでぞれぞれの道を見つけていくこと。王道すぎるくらいに王道な物語を丁寧に描いていてやっぱり良いマンガだなあと思いました。
そんな中でも特装版で新曲もついてきたクレシェンドブルーの5人に、なるほどこの5人ならこうなるのかと思いました。『Catch my dream』や『絵本』を歌うより前の静香と志保が一緒になったらまあぶつかるだろうし、張り合って殴りあって互いを高め合う、そういう方向性に行くのだなあと。それでぶつかり合った絆を歌う新曲の『Flooding』は、まさしくクレシェンドブルーの曲なのだなと(作中ではまだユニット名出ていませんが)。
次が最終巻。後はまさにここから巣立っていく彼女たちがどの道を行くのか、そしてしずかの家の問題はどうなるのかというところで、とても楽しみです。
それはそれとして、個人的にはロコの出番が少なかったので、是非次はロコモーティブでインプレッシブなロコのステージを描いたスピンオフをですね……。