F1 バーレーンGP

なかなか面白いレースでした。常にどこかでバトルが怒ってて目が離せない。結果はアロンソが磐石のポールトゥウィン。トゥルーリがその後少し離れてついていって、その後ろがが大混戦。リタイアも多く、サバイバルレースでした。混戦である事を改めて実感。ただ、やっぱりタイミングモニター見ながらじゃないとイマイチ展開がつかめないです。以下チームごと雑感。


ルノー
相変わらず速いです。予選でもレースでも速い。アロンソは他から頭一つ抜けました。フィジケラにトラブルが出てたあたり、磐石とはいえなさそうな気配も。


トヨタ
この速さは本物。トゥルーリ2位、ラルフ4位とダブル入賞で二人とも速さを見せてました。予選でも速くて、決勝でも速いのですが、ちょっとづつルノーにおいていかれるのを埋められるかが課題。とりあえず、トップチームと読んでしまってもう良いような感じです。信頼性が他に比べて良さそうなので、コンストラクターズはかなりのところまで行くかも。


マクラーレン
レースは速いが予選が遅いです。デラロサはあちこちでバトルをしながら5位と頑張ってましたが、ライコネンのほうがやっぱり一枚上手の3位表彰台。まぁ、ピンチヒッターとしては十分以上の働きかと。レースペースを見ると、予選さえよくなればルノーに立ち向かえる資格が十分です。


ウィリアムズ
ウェバーのスピンが惜しい。6位には入りましたがもう少しいけたような。ただ、レースペースがトヨタマクラーレンに及ばないのも事実。予選一発ならマクラーレンは食えるかもしれませんが、それ以上は厳しいか。2レース目のエンジンだったハイドフェルドのエンジンが壊れてBMWの信頼性に疑問符がついたのは痛そう。


フェラーリ
F2005投入も大コケ。ミハエルのリタイアも、バリチェロの金曜のトラブルも、信頼性不足の証明以外のものではないです。さすがに前倒しでは熟成不足は否めないのか。ミハエルがアロンソを突っつく速さを見せていたので長期的には期待は持てます。それにしたって激しい出遅れ。ミハエルとアロンソのポイント差はゆうに20以上。ちょっと苦しいか。あとは、バリチェロの終盤の失速がタイヤによるものらしいのが更なる不安要素です。


BAR
レースは良かったので少しは光明が見えそうですが…。琢磨とバトン共にブレーキ、そしてバトンはギヤボックスと相変わらずの信頼性不足。ダメなのはエンジンだけじゃないのか。琢磨のレースは非常に良かったのですが、やっぱりペース的にはちょっと限界が見えます。つつかれてましたし。ただ、速さ的にはレッドブルくらいのレベルまでは戻してきたかな。後は完走すること。


レッドブル
クリエンが好調だったのに、スタートできなくてはどうもこうも。速さはそこそこで丈夫な車なので、クルサードが今回も8位にはいったように振り向いて振り向けばレッドブル!的要素は多分にありそう。


ザウバー
そこまで遅くないところを見せてくれました。マッサは7位入賞。調子がよければレッドブルやBARも食えるぞといったところ。ビルヌーブも意外とレースでは頑張ってましたし。