- 作者: 星野桂
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/07/04
- メディア: コミック
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基本設定が複雑なせいか、どうもすっと話が入ってこないです。エリアーデは自我を持ったアクマで、そこになんか別の魂も入っててとだんだん混乱。まぁ、表に出てるストーリーを追うだけでも十分面白いのでいいか。
話はクロウリーとエリアーデの話の決着。悲恋の物語が描きたいっていうのが存分に伝わってきていい感じかと。それにしてもクロウリーには重いものを背負わせたもので。他のキャラクターにもいえるのですが、このマンガはキャラ達に重いものを背負わせるのが好きみたいです。全体的にダークで悲壮な感じが漂ってるのもこの辺が要因か。その雰囲気がとても好きなのですけど。
絵は相変わらず美麗。端々になにか鬼気迫るようなものを感じます。花の描き込み方とかすごい。あと、表紙のロード・キャメロットの絵がすごく好きです。
満足度:B+