F1ブラジルGP 決勝

マクラーレンルノーのマッチレースはマクラーレンの完勝。しかしチャンピオンはアロンソに。
というわけで史上最年少でフェルナンド・アロンソがチャンピオンを決めました。今期は序盤でリードを築くと、後半は迫り来るライコネンを相手に堅実な走りで少尉入賞を重ねてのチャンピオン。ミスの少なさ、一発の速さ、レースでの安定感、精神面の強さ、全てにおいてチャンピオンにふさわしいドライバーであるところを見せたと思います。これでこの年齢なんだから末恐ろしい…。
レースの方は最近復調のモントーヤが勝利。そして二位にライコネンマクラーレンの1-2。モントーヤアロンソオーバーテイクすれば、フィジケラをかわしたライコネンも長めのファーストスティントを活かしてアロンソをパスし磐石の1−2でした。アロンソはしっかり走りきって3位。逆にフォジケラはあっ買い目のストップでミハエルにパスされ5位。これでコンストラクターズはマクラーレンが逆転。しかしまだ2ポイント差と予断を許しません。
今回好調だったフェラーリがミハエル4位、バリチェロ6位と健闘。こちらはトヨタに対してセーフティーリードを築いたか。7位はBAR残留決定のバトン。レースペースが上がらずにバリチェロにパスされるシーンもありましたが、粘りの走りでポイントを獲得するのはさすがか。8位にトヨタのラルフ。予選で気を吐いたクリエンは9位に終わりました。
琢磨はワンストップ作戦を決行し、一時はいいところまでいけるかという感じでしたが、結局サスペンションにトラブルが出てペースが上がらず10位。鈴鹿には繋がる結果なので鈴鹿で頑張ってもらいたいところです。