ローゼンメイデン・トロイメント

やっぱりマンガのローゼンメイデンとアニメのローゼンメイデンは雰囲気が違うなぁと思います。アニメでは、原作の持ってる辛さや暗さがエンターテイメント方向に持っていくことで中和されているような感じ。
今回は金糸雀のメイン回。アリスゲームを仕掛けても真紅はうけてたたないと。真紅のように「アリスになってお父様に会う」という目的に、「現在の日常を堅持する」という目的が勝ってしまうと、アリスゲーム自体の存在意義が揺らぎます。蒼星石のように運命だからと受け入れるか、薔薇水晶のようにすすんでアリスゲームを行うかといった選択肢もありますが、アリスになることが薔薇乙女にとってどれだけ重要かの描写がそこまでされていないので、真紅の言い分が正しいように見えるというのが現状。皆で仲良く大円団っていうのはこのアニメでは止めて欲しいんですが、どうなるのでしょうか。