- 作者: 畑健二郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/12/16
- メディア: コミック
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キャラクターとイベントの組み合わせにラブコメ的なエッセンスで出来上がりみたいな印象は変化無く。長い話になるとゴチャついたり、キャラクターの使い捨てが激しかったりとかそういう部分はあるものの、短い話で繋いでいくラブコメってそういうものだし面白いしそれはそれで別にいいかなという感じです。後は感性的にこのマンガに合うか合わないかの勝負な気がします。
この巻は何はなくとも綾崎ハーマイオニー。みんなのメインヒロイン綾崎ハーマイオニー。フラグを立てまくって結局選択肢を選ばないハヤテが今度は男相手にフラグを立てました。女装キャラブームの最先端を走るのかはどうかは分かりませんが、とりあえず20代男性に大人気らしいです。それはそれでどうかと思いますが、一番可愛いのは確実なので構わないかなぁとも思います。でもまぁ、話のメインはヒナギク誕生日とヒナ祭り祭り。自分の感情にうろたえまくるヒナギクと、なんだか迷走を続けるハヤテがようやく会ったところで終わっているのでこの巻ではなんとも言えませんけど。そして個人的には西沢さんに頑張ってもらいたいところです。
あとは、ヒナギクがミーアのコスプレで残酷な○使のテーゼを歌うシーンが印象的。歌詞は確かに出していないのに、頭の中ではあの曲がちゃんと流れます。作者と読者の共有知識を使った分かる人がニヤリとできる演出だと思うのですが、最近の小学生とかに通じるのでしょうか……。このマンガの読者層ってもしかしなくてももっと上なのか。それから瀬川さんはさりげなくすごく良いキャラな気がします。
満足度:A-