オリコンによるアニソン今年の10曲

http://www.oricon.co.jp/anime/topics/061227/061227_01.html
結構マニアックなセレクションです。
選曲は聞いてない曲が多いのでなんとも言えませんが、総評の

今回、06年にリリースされた多くのアニメソングを聴いて気づいたのは、これらが非常に“日本的”であるということだ。
 日頃、音楽をジャンル分けする場合、ポップス、演歌、HIPHOPなど音楽それ自体のジャンルで分けることが多いだろう。ところがアニメソングは、アニメの主題歌や挿入歌といったアニメタイアップになっているだけで、音楽そのものがカテゴライズされているわけではないため、様々なジャンル、スタイルの曲が入り混じっている。
 そのため、最初聴いた時はバラバラな印象を受けたが、徐々にその中にある共通性、同じ匂いのようなものを感じるようになった。それを簡単に一言にまとめようと考えた時、“日本的”という言葉が思い浮かんだのだ。
 “和風”ではなく“日本的”。和食ではなくカレーライスやラーメン、ナポリタンのようなテイスト、様々なものを日本的にアレンジして昇華させ、独自に進化させるという日本人の得意技、それが音楽の分野で花開いているのが現在の日本のアニメソングではないだろうか?

というコメントに、私がアニソン全般を聞いてぼんやり感じていた「アニソンっぽさ」がはっきりとしたような気がしました。うん、そう。そんな感じのいい意味の分かりやすさ、というか日本人の感覚にアジャストされたベタさがアニソンの魅力かと思います。J-POPとは一線を画してると感じるのも、アニソンのその意味でのベタさの部分かな。ただ、J-POPのアーティストでもこのベタさを有しているアーティストって結構たくさんいて、そんな人たちの曲を聴くとアニソンっぽいなぁと思たりするので確実な分類ではないでしょうけど。