キャラデザが合わないとか、演出がどうのとか、なんだかんだと言いながら惰性で見続けたのですが、最終回にかけてはなかなか良くてちょっと泣けました。
このアニメはなんだか割と話題になっていて、難しいことを考えている人がたくさんいるのですが、個人的には「まっすぐGO！」なアニメということでよかったんじゃないかなぁ思います。
生徒会を立て直し、学園祭を作り上げるということを、仲間達と共に成し遂げる。そんなことしてどうするのと思われる様なことにでも正面切ってぶつかって、仲間を増やして、皆で悩んで、努力して、そして成し遂げるものの素晴らしさ。この衒いの無い真っ直ぐさが、なんだか心を打つのです。あーだこーだ言いながらみんなで何かを生み出す時間の楽しさ、学園祭の当日に楽しさと高揚感で皆が繋がった時に感じるライブ感。そういうものが分かるならグッと来るものがあると思います。
わざわざ主題歌として持ってきた「A Happy Life」の歌詞の意味も、「まっすぐGO！」の意味も、そういうことなのだと感じました。最終回の、ここからがスタートという言葉はこのアニメらしい前向きさで素敵だったなと思います。
