F1 スペインGP予選

一ヶ月の間が空いて久々のF1。
今年は4強の争いになるという大筋の見方どおりになった予選でした。ラストの4人によるタイムの出し合いは見ごたえ十分。2チームが争うことは多くても、2チームの4ドライバーが争うチャンピオンシップははじめて見ているような気がします。
そんな訳で他のチームとは別次元の速さを見せ付けるフェラーリマクラーレンが1-4独占。今回もPPはマッサ。ただ、マッサは安定感に欠けるところがあるので、2位のアロンソはやっぱり怖いところ。どうもフェラーリに移ってから圧倒的な速さが見られないライコネンは3位。そしてゴールデンルーキーのハミルトンは今回は4位。レースもおそらくこの4人の争いでしょうが、今回はマクラーレンが優勢と見られることと、地元ということもあってアロンソが有利なのではないでしょうか。あとは、ハマった時は強いマッサがどうなるか。
その後ろはいつものBMWですが、その2台に割り込んだのがトヨタトゥルーリ。チームメイトのラルフが17位に沈む中で気をはきました。今年のトゥルーリの速さはちょっとキてます。決勝も注目。そして今回はクルサードが来たレッドブル。上位3チームにわずかに届かないルノーといったところがTOP10。
その下はロズベルグ、そしてホンダの4台。スーパーアグリは速さを見せながら琢磨がトラブル、デビッドソンがコースアウトでQ2脱落という悔しい展開。逆を言えば、失敗してこの位置にいるスーパーアグリと同じような順位にしか入れないホンダワークスの深刻さが際立っています。