- 作者: 安藤慈朗,かとりまさる
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/05/23
- メディア: コミック
- クリック: 29回
- この商品を含むブログ (53件) を見る
将棋が分からない、という問題点を私は抱えている訳ですが、それでもこのマンガの対局は読んでいて面白いです。おそらくそれは、このマンガの登場人物たちは、自らの信念を込めて一手一手を指しているということが絵から伝わってくるから。だからこそ自分の貫く想いをのせて指される一手がぶつかり合う対局というものが魅力的に映るのだと思います。あと、その将棋を指している大人たちの信念を貫く姿勢が格好良いというのの大きな魅力。
そんな将棋の裏で紫音の巻き込まれた過去の事件、そして現在暗躍する悟といったサスペンス部分が進展。こちらがどうなるかはまだ分かりませんが、将棋の部分とバランスが取れていると思うので、これはこれで良いかなと。ストーリーの方も着実に進んでいて、楽しみに待ちたいシリーズになってきました。
満足度:B+