- 作者: 赤松健
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/17
- メディア: コミック
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話の根幹にかかわる部分の謎もからめつつ、ネギパーティー改めネギま部が、魔法世界への旅に向けて魔法の修業をしていく部分と、魔法使いサイドから外れたクラスメイトたちをフォローするコメディパートの二本立て。このキャラ数をさばいてコメディパートをやるというのは、ここまでこれだけの数のキャラ立ててきたからこそ。そしてこのパートでさらに掘り下げるという良い循環をしているような気がします。裕奈の度を越したファザコンっぷりなんか結構楽しい。これだけ個性的なキャラがそろっていれば、もはや組み合わせて何かさせるだけでも面白かったりも。
修行のほうは、何はともあれアスナでしょう。少しづつ明かされる過去がかなりヘビーな予感。そして日常に留まらせようという想いもあってか、アスナに過酷な試練を課すエヴァの描写が良かったです。しかしネギま部の面々は魔法の存在を全く隠す気がないのですが、これはいいのでしょうか……。
あと、無理やりなお色気シーンに頼っていないのが個人的には好印象でした。
満足度:A