コードギアス 反逆のルルーシュ STAGE24&25

え、えぇぇぇぇぇぇぇ!?
そこか! そこで終わりか! 第2期を待てと申されるか! 殺生な!!
という訳で何書こうと思ってたかもだいぶ吹っ飛んだラストでしたが、中身はがっつりと面白かったです。東京を舞台として黒の騎士団とブリタニアの全面戦争。すべてをコントロールしていたゼロ=ルルーシュが崩れたのは、ルルーシュが一番大切にしているナナリーのため。前半のブリタニアを崩していく黒の騎士団も、後半のゼロというカリスマ的な存在を失って崩れていく黒の騎士団も、緊張感ある展開で痺れました。ワンマン組織はトップを失うと脆い。
ナナリーのためという理由の上に、日本解放という対外的な理由をつけて黒の騎士団をコントロールしていたルルーシュだけに、正体を知る者にとってはナナリーが逆に狙いどころになってしまうというのは皮肉な話。そしてそのための行動で作ったものの崩壊と失ったたくさんの物を突き付けるようなラストへの展開はきついものがあります。スザクとのラストシーンはもう痛くて痛くて。
他にも、復活のオレンジやニーナの暴走、ロイドの意外な行動など見どころは満載。でも、どこか消化不良感が残るのはやっぱり「ここで?」というところで終わったからでしょうか。目的のためなら手段を選ばなかったルルーシュの行動がもたらした結果、それをどう背負っていくのか、2期で見せてくれることを期待します。まだ積み残した沢山の謎も、まだ生きている沢山の者たちのこの先も。