ブログを書くということ

ブログの更新が続かなくて悩むのっておかしい - うぱ日記
確かにブログの更新そのものを目的とすれば行き詰るというのもわかるし、ツールとしてブログを使うというのは賢いやり方だっていうのもわかるので大筋その通りだと思うエントリなのですが、ブログの更新は意思や情報を伝えるための手段であると言われるとなんかちょっと違和感を感じたり。

というのは、私自身が何かを伝えることじゃなくてブログを書くこと自体を目的としている人間だから。書いて何かをしたいんじゃなくて、書きたいから書くという。何かを伝えるためのブログではなくて、自分自身の中に蓄積したものをを言葉にするためのブログ。ネット上で拾ったニュースだとか、小説だとかアニメだとか、そういうものを見たあとに頭の中に生じた何かを言葉にしたいという衝動でできています。主張という程に意思は無くて、ただ吐き出されるだけの言葉たち。
もやもやした何かを形にする方法ならば人と話したっていい訳で色々あるのでしょうし、書きたいだけなら日記帳にでも書いておけばいいのでしょうけど、私はそれを文章にして、どこかの誰かが見てくれる状態の中に放り出すのが一番しっくりくるのです。知ってる人にも知らない人にも、ネットを介して見られるというこの微妙な距離感の心地よさ、みたいな。こんなにたくさんのインプットがある世の中で、何もアウトプットしないでいられる人が信じられないくらいです。どうして息が詰まらないのでしょう。私は3日何も書かないと苦しい。
そんな訳で、ここのブログを書き、日記用に別ブログmixi(ほぼコピペ)を書き、Twitterもちょこちょこ書いたり書かなかったりしているのですが、日記とブログに関しては分裂前、しかも別の場所で書いていたころも含めればもう3年半になるので、誰かに何かを伝えるためのツールとしてブログを使わなくても、続くこともあるんじゃないかしら。
文章を書くのは楽しいよ! モチベーションなんてそれくらいあれば十分。そんな人もいるのだということを主張してみたかっただけです。(このエントリは誰かに何かを伝えようとしてる件)