さよなら絶望先生 第十集 / 久米田康治

さよなら絶望先生(10) (講談社コミックス)

さよなら絶望先生(10) (講談社コミックス)

アニメの放送は終わりましたが、この巻の頃はアニメ化騒ぎ真っ盛り。
そんな訳で、あちこちに浮かれている感じが見えるのが大変微笑ましい感じ。CV発表しつつキャラ紹介しちゃうとかもう! 表面上ネガティブなことを言ってるのに、嬉しさが隠せないように見える素直じゃない久米田先生を愛でるマンガ……と言うとさすがに何か違う気もしますけど。
ネタの方は相変わらずの安定ぶり。毎週毎週よくこれだけ思いつくなと毎回感心してしまいます。そして、キャラの描き方があざとい方向に上手くなっているような気が。ツンデレ加賀愛とか普通に可愛いのですけど。
あと単行本用小ネタでは、アニメ誌に総スカンされたから自分で書いちゃいましたというやつの絶望先生紹介が秀逸。深夜枠で普通にこんな萌えアニメありそうです。こんな絵描けたのか、というか本当に本人が描いているのかと疑いすら感じるような。そしてカバー下のドクロちゃんパロディに爆笑。そこでこれをもってくるのかと。
満足度:B+