YouTubeでハルヒと握手!

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080125/kadotube.htm
角川グループが正式にYouTubeと連携。
角川歴彦の憂鬱(日経ビジネス10/22号) - FULL MOON PRAYER
上のようなことを語っていた時点で予想はされましたが、日本最大規模のコンテンツホルダーがいよいよ動いたなぁと。
プロモーション映像などの公式での画像配信が主で、本編映像の配信まで視野に入れているとのこと。そして、

また、リファレンス動画と一致する部分があったとしても、著作権者が公開を許可する可能性もある。「1話を全て掲載するというのは問題があるが、製作者の中には、作品の一部を使った投稿動画でも、面白いと言ってくれる人もいる」(角川GHD IR・広報室柿澤史行課長)。そのため、角川GHDでは、リファレンスと一致する動画を違法動画として一方的に削除していくのではなく、「YouTubeを有益な Web2.0CGMと位置付け、著作権に配慮しながら連携していきたい」という。

ということで、MADに関しても全面禁止にはしないような言い方をしています。むしろ主眼は角川のコンテンツがYouTube上で角川の「コントロール下にある」ことみたいです。また、今回はYouTubeだけですが、管理システムさえ用意されればニコニコ動画などで同じことをすることもあり得るということ。
個人的に、通信がここまで発達した社会で、何で放送時間に縛られたテレビ放送を有難がらなければならないのかと疑問を感じているので、コンテンツホルダー側からの既存の枠組みを塗り替えようとする動きは大歓迎です。映画やアニメなどは配信の方が便利で良いではないかと。制作がテレビ局な場合は別の問題がありますが。
ちょっと気になるのは、たとえ本編が配信されてもYouTubeの画質だとなぁというところ。課金でも良いから、どこかでハイビジョン配信とかできないのかな。