また2週分まとめて。ネット配信してくれると見逃しても安心。
なんだか話が動き始めて、ようやくエンジンがかかってきたような。素直に面白くなってきました。
トリニティの登場で示唆されるソレスタルビーイング自身の謎。ヴェーダとは別系統に存在する指示系統に、盗まれた情報を基にしたガンダムコピーの機体。どこまでが計画の内で、どこからが計画の外か。「紛争根絶」というソレスタルビーイングの大義は建前なのか、イオニア・シュヘンベルグの真意はどこにあったのか。多くの謎が一気に溢れ出し、今までのキャラクター達がこの状況の変化にどう対応していくのかが楽しみです。
そして今週分では、ルイスの身に悲劇が。サジとルイスの日常描写はどこかで本筋に繋がってくるとは思っていましたが、ここまでやってくるのかと。サジとルイスの病院でのやり取りは、かなりクるものがありました。
あとは、グラハムがカッコいいです。クサいことばかり言ってる印象に変わりはないのですが、それがまたよく似合うのです。
そんな感じに面白いのですが、ちょっと心配なこととしては、トリニティが「悪」として描かれていること。明確な悪役のいなかった物語の中に登場することで確かにエンターテイメントとしてはずっと面白くなったのですが、戦争について真面目に取り組むのだったら分かりやすい敵役を出してしまうのはちょっとどうなのかなぁと思うのです。
