トップランナー 桜庭一樹

色々な話が出てきたにもかかわらず、「ブルマのたて琴」のインパクトがすべてを持って行ってしまって何とも言えない感じになっております。これはまさに黒歴史……!!
話の内容的には、売れなかった時代の話とか、作品を書くときの話とか読む時の話とか、そういう感じ。オール讀物の対談と被る部分が結構あるかも。この人が読んでもらうことにすごく意識的なのは、やっぱり売れなくて本が出せない時期が長かったからなんだなぁとか思ったり。
あとは、GOSICKがターニングポイントになった作品として結構大きく取り上げられていて、「武田日向の絵がNHK教育に大登場だ!」とか頭の悪い感想を抱いていました。……もう少しましなことは思い浮かばないものか。