- 作者: 竹宮ゆゆこ,絶叫
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/02
- メディア: コミック
- 購入: 21人 クリック: 527回
- この商品を含むブログ (166件) を見る
原作の面白さは折り紙つきなだけに、どれだけ上手くマンガにできるかの勝負なコミカライズだと思っていたのですが、読んでみると想像以上に満足な出来でした。
凶暴で滅茶苦茶で、でもドジで抜けていて、ちっちゃくって放っておけない大河のキャラクターが、ビジュアルになることでより破壊力抜群に。小説で読むよりも傍若無人さと脆さが見えやすくなっているような気がします。そして竜二のお嫁さんにしたい度も大幅アップしたり、やっちゃんが期待通りのやっちゃんだったり、インコちゃんの物凄い表情が再現されていたりと良い感じ。みのりんの印象が薄かったのが少し残念でしたが、それはまぁこれからに期待ということで。
絵の方は少しごちゃいていて読みづらい印象もあるのですが、キャラクターは可愛いし活き活きと動いています。特にコロコロと変わる大河の表情が良かったです。
あと、いまいち不評のようだった表紙ですが、個人的にはこういうデザインは好き。ポップな感じで可愛らしいと思います。