ハレグゥ 8巻 / 金田一蓮十郎

ハレグゥ 8 (ガンガンコミックス)

これだけ長く連載が続いていると当然波もあるわけですが、この巻は絶好調だったんじゃないかと思います。
ハレグゥの世界にミステリを持ち込んでみましたな話や全世界的TS話が収録で、読んでいて思わずなんでやねんと言いたくなる強烈なボケの数々はまさにハレグゥ。常に斜め上の方向に突き抜けるシュールギャグはこのマンガ最大の魅力だと思います。P110とか衝撃的すぎ。
そしてすっかり女をもてあそぶ男ぶりが板についてきたハレのアレな感じや、それに伴ってなおも暴走し続けるマリィが面白かったり。そして久々登場ウイグルの相変わらずに大変地味な感じには安心感がありました。
そんな中でも今回はTS話が面白かったです。性転換しても相変わらずモテモテなハレはまぁ置いておいて、グプタの美少女ぶりはこれ如何に。グゥの気まぐれという神の手によって元に戻るまでにキャラごとに時間差が発生して、結局ラストまで元に戻っていないのですが、グプタ男バージョンを再び拝める日は来るのでしょうか。このままの方が人気は出る気がしてなりませんが！