- 作者: 赤松健
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というのも、キャラクターも設定も膨大な作品で、それを動かすのにある程度時間がかかっているところがあるので、1巻ずつで読んでいると物語が進んでいないように感じてしまうのではないかなという感じ。その反面、一気に読んだ時には高い密度で息をつかせぬ展開が続くので、凄く面白く読めるような気がします。
それはさておいて、相変わらず魔法バトルファンタジーとして王道なことになっている最新刊まで。王道とはいえ、この作品の場合「努力・友情・勝利」ではなく「努力・ハーレム・勝利」なような気もしますがそれは置いておいて。
離れ離れになっていたパーティーも集まりつつあり、それぞれのパワーアップとネギのパワーアップ、そして遂にラカンの口から語られるかつて「赤き翼」が何を為したのか、今ネギの敵となるフェイト達について。
過去編だけでもはや1作品になりそうだったり、夕映やのどかなどバラバラになった仲間の物語だけでもやはり1作品になりそうだったりと、本当にとんでもないボリュームで作り込まれていて、週刊連載でよくもこれだけのことをやってのけると感心するような次元。とはいえ、かなりご都合主義的な部分は目立つのですが、それはそれで全然OKな気分にさせてしまう純粋な娯楽性の高さもさすがといった感じ。
それにしても、相変わらずネギは10歳としては重たすぎるものを背負わされている気がします。それを呑んで真っ向から立ち向かおうとする姿はカッコ良いのですが、マギア・エレベアのように自らの身を削りそうな魔法を濫用していて、危なっかしさも消えないよなと。それを支える立場のアスナの方も、本人自身が魔法世界の根幹にかかわる存在であるようでこれから大変になっていきそうですし、だからこそこれから本格化するであろうフェイト達との闘いの中で、ネギパーティーが試されるがくるのかもしれないと感じました。
そして相変わらずちびちうは可愛いな、あとコタローと夏美はお似合いだから早くくっついちゃえとか、そんなことを思ったりもしつつ、ラカンvsネギが読める次の巻を楽しみにしています。