9月は本が15冊、雑誌1冊にマンガが13冊と私にしては非常にたくさん読んだ月。なんだやればできるんじゃんと我ながらびっくりでした。
そして面白い作品がとても多かった月でもありました。これは！ と思うものが本当に色々ありましたが、本だったら「小さな魔女と空飛ぶ狐」「円環少女１２」「電波女と青春男６」、マンガなら「煩悩寺１」「月華美刃１」「ACONY３」辺りが特にお気に入りな感じ。
9月の読書メーター
読んだ本の数：29冊
読んだページ数：6427ページ
東京レイヴンズ２ ＲＡＶＥＮ゛ｓ ＮＥＳＴ (富士見ファンタジア文庫)
キャラも増えて少年マンガの王道的に面白くなってきた感じです。
読了日：09月29日 著者：あざの 耕平
ニーナとうさぎと魔法の戦車 (スーパーダッシュ文庫)
戦争の後遺症の残る世界で、戦車隊の少女たちの姿を通じて理想をうたう御伽話。そして新人作品らしからぬ安定感がある物語でした。あとエルザとクーがイチャイチャしているのが気になって仕方ない私がいた！
読了日：09月27日 著者：兎月 竜之介
伝説兄妹！ (このライトノベルがすごい！文庫) (このライトノベルがすごい!文庫)
主人公は清々しいほどにロクでも無いし、話のスケールが大きい割に顛末はしょうもないですが、この根拠のない全肯定感が最高だと思います！ 世界はそれでも美しいんだよ！
読了日：09月25日 著者：おかもと（仮）
くらしのいずみ (ヤングキングコミックス)
不器用で一途で優しい人達の物語。泣きました。家族は、夫婦は支え合って生きているんだと感じます。
読了日：09月25日 著者：谷川 史子
青い花 5巻 (F×COMICS)
ただもう溜息しか出ない、硝子細工みたいな作品でした。
読了日：09月25日 著者：志村貴子
リスアニ！Vol．02 (SONY MAGAZINES ANNEX 第 511号)
読了日：09月24日 著者：
ACONY（3） ＜完＞ (アフタヌーンKC)
単行本が出てちゃんと完結したこと自体に感動。そして最後までアコニーが可愛すぎました。あっさり気味の幕引きは、別れも成長もそんなに大したことじゃないよという感じで綺麗にまとまっていたと思います。
読了日：09月23日 著者：冬目 景
僕のエア
相変わらずの滝本竜彦という感じ。欲望に燃えることも、全てを捨て去ることもできず、どうにもなれないままただ人生は続いていくような、そんなお話。
読了日：09月23日 著者：滝本 竜彦
ベン・トー ６ 和栗おこわ弁当３１０円 (集英社スーパーダッシュ文庫)
争奪戦よりも、賑やかな学園祭模様が楽しかった一冊。白粉先生のオートマチック判定システムといい、あの坊主の店といい、人知れぬ霧島vs心霊研といい、斜め上の発想に脱帽です。
読了日：09月23日 著者：アサウラ
境界のRINNE 5 (少年サンデーコミックス)
どう見ても突っ込みどころだらけなのに作中では総スルーされるこのシュール感がたまりません。何かズレたラブコメ模様も楽しかったです。
読了日：09月20日 著者：高橋 留美子
ブルーフレンド 1 (りぼんマスコットコミックス)
触れると崩れそうな女の子たちの関係。どうしようもなく歩に依存してしまう美鈴は哀しく放っておけない子だと思うけれど、それでもこの気持は重たいなぁ……とか。この二人には明るい未来が待っていて欲しいです。
読了日：09月20日 著者：えばん ふみ
志村貴子作品集 かわいい悪魔 (Fx COMICS)
素敵な短編集でした。この人は言葉と言葉の間でゆらゆらしている感覚みたいなものを描くのがとても巧いと思います。
読了日：09月18日 著者：志村 貴子
ローゼンメイデン 4 (ヤングジャンプコミックス)
「まかなかった」ジュンの物語に一区切り。たとえ終わってしまった世界に見えても、自分から手を伸ばす勇気を持てば掴めるものがあると、薔薇乙女達との関わりの中でジュンが変わっていく物語でした。
読了日：09月18日 著者：PEACH-PIT
小さな魔女と空飛ぶ狐 (電撃文庫)
面白かった！ 御伽話的な雰囲気と戦争という重い背景、それからイラストの雰囲気がうまくマッチしていると思いました。お話も文章もしっかりしていてとても良かったです。
読了日：09月18日 著者：南井 大介
ジゼル・アラン (1) (ビームコミックス)
品の良い小品的な一冊。頭は切れるけど世間知らずで、勝気で好奇心旺盛なジゼルお嬢様が魅力的でした。船長との話が特に良かったです。
読了日：09月15日 著者：笠井 スイ
電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)
飛べなかった少女が、強引なプレゼントと、引力に引き寄せられた人たちの後押しで、もう一度走りだす物語。素敵だった！
読了日：09月15日 著者：入間 人間
月光 (電撃文庫)
オレンジジュースよりワインが好きですが、でもちょっと楽しめなかった感じ。主役ふたりが無機質というかフラット過ぎて、興味がもてない感じが……。
読了日：09月15日 著者：間宮 夏生
迷い猫オーバーラン! 2 (ジャンプコミックス)
矢吹絵がとにかく可愛いのでなんかもうそれでいいような気分になります。変に重たくならない賑やかで優しい話なのが良いのかも。
読了日：09月12日 著者：矢吹 健太朗
月華美刃 1 (ジャンプコミックス)
これはめちゃくちゃ面白かった！ 過酷すぎるほど過酷な運命に立ち向かう直情バカな皇女が、ここからどう成長していくのか楽しみです。
読了日：09月12日 著者：遠藤 達哉
青年のための読書クラブ ? (フレックスコミックス フレア)
読み終わって思わず溜息をつくような、原作の空気を絵によって広げた最高のコミカライズだと思いました。「聖女マリアナ消失事件」は原作でも一番好きな話で、これ以上にないくらい素晴らしかったです。
読了日：09月12日 著者：タカハシ マコ,桜庭 一樹(原作)
煩悩寺 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
ヤバいですヤバいですホントヤバイですなにこれ！ ニヤニヤ身悶えしっぱなしの一冊でした。早く結婚しろよ羨ましいなお前ら！
読了日：09月11日 著者：秋★枝
魔法先生ネギま！（31） (少年マガジンコミックス)
世界の秘密が明るみに晒され、最終決戦に向かっていく中で、力無き少女だったのどかや夕映が見せた成長と強さに胸が熱くなるものがありました。
読了日：09月11日 著者：赤松 健
ゴールデンタイム〈1〉春にしてブラックアウト (電撃文庫)
キャラクターを紹介しながらの導入という感じ。大学生だから広がる世界や、描ける人間関係に期待しています。
読了日：09月10日 著者：竹宮 ゆゆこ
ランジーン×コード (このライトノベルがすごい！文庫) (このライトノベルがすごい!文庫)
『言葉』が人の認識の形を変えるというコトモノの設定が面白かったです。ただ、話としてはしっかりしているけどちょっと地味というか、もう少し華が欲しかったなぁという気も。
読了日：09月10日 著者：大泉 貴
ファンダ・メンダ・マウス (このライトノベルがすごい！文庫) (このライトノベルがすごい!文庫)
スタートからゴールまで躁状態で迫ってくる愛とか暴力とかの物語。滅茶苦茶なようでいながらしっかりエンタメしていて面白かったです。快作。
読了日：09月07日 著者：大間 九郎
僕たちは監視されている (このライトノベルがすごい！文庫) (このライトノベルがすごい!文庫)
当たり前の向こう側の感覚ごしに触れられる真っ直ぐさと危うさ、みたいなものにやられました。上手く理解出来ないけど、でもこれはもしかして凄いんじゃないかと。
読了日：09月05日 著者：里田 和登
円環少女 （１２）真なる悪鬼 (角川スニーカー文庫)
例え綺麗じゃなくても、それが悪を成したとしても、与えられる正義よりも、人の意志を謳うことを選んだ仁たち。それぞれの想いのぶつかる終盤のバトルは圧巻でした。
読了日：09月05日 著者：長谷 敏司
バカとテストと召喚獣8 (ファミ通文庫)
相変わらず性別がフリーダムな公式最大手。そして最終問題にゴロゴロしました。姫路さん行けー！ みたいな。
読了日：09月02日 著者：井上 堅二
空色パンデミック3 (ファミ通文庫)
どこまでも底が抜けていく足場の上に砂の城を作り続けるような物語。真実の在処より、意味の在処が気になります。
読了日：09月01日 著者：本田 誠
読書メーター
