Animelo Summer Live 2011 -rainbow-

印象的だったところを中心に感想を。

1日目前半はアニメを見ていないのにカラオケで人が歌っているのを聞いて覚えてしまった「ゆりゆららららゆるゆり大事件」 で思わずUOを折ったり、「READY!!」が生で聞いても本当に良い曲で満足したり。あとは麻生夏子の人気にびっくりしました。そして前半のトリはBREAKERZヴァンガードのアニメVTRから入って、サイリウムをウィッシュの形に持ったDAIGOがせり上がってきた時点で爆笑。その後もサビだけ残酷な天使のテーゼをうたったり、アホの子なMCを連発しつつ歌はカッコ良く歌っていてすごく好感度高かったです。ヤバかったを連発するアニサマ後のブログも微笑ましい感じ。イケメンで礼儀正しいアホの子で作詞作曲もするバンドのボーカルで総理の孫で姉はBLマンガ家って凄いプロフィールだと思います。「Everlasting Luv」が良い歌だったのでちゃんと聞こうと思いました。
後半は二年越しのエスパー伊東登場でそろそろ何しにアニサマに来ているのか分からなくなってきたfripSideでスタート。そしてここで宇宙戦艦ヤマトの映像が流れて、「え?」と思っていたら登場したのがささきいさおで驚愕。シークレット豪華過ぎてびっくりです。ルックス、たち振る舞い、声、そしてMC、全てにおいて微塵のブレもなくカッコ良いと言う凄い人でした。それはどうしたらああいう歳の取り方をできるのだろうかと思うくらいに。そして続いてシークレットゲスト水木一郎から、ももいろクローバーの「Z伝説 〜終わりなき革命〜」へ。アイドル好きな訳ではないのでももクロはそこまで興味はないのですが、今一番動けるアイドルという評判は本当なんだなぁと。あそこまでアグレッシブに踊るのはちょっと凄いです。なんだか体育会系っぽい。
そこから境界線上のホライゾンの曲お披露目だった茅原実里に休憩時間にピンクはっぴの方がリアルに準備運動していてさすがだと思ったゆかり王国があり、トリはJAM Projectスパロボ曲押しで畳みかける構成が熱かったです。「VICTORY」が好き。


そして2日目。個人的には好きなアーティストはこちらにかたまっていたので期待値も高かったのですが、それに十分に見合う、それどころかそれ以上のものを見せてくれました。本当に、後半が、もう! もう!
前半は黒埼真音と栗林みな実のコラボを聞いて、黒埼真音は本当に栗の子が好きなんだなぁと思ったりしていたら、「オルフェ」のイントロでテンションがダダ上がり。宮野真守うたプリやシュタゲの効果なのか、前回の会場の多くが良く知らないという感じではなく盛り上がっていました。しかし2曲目は分からなかった……。そしてRO-KYU-BU!にああモモーイだなぁと思ってからのミルキィホームズ凱旋。ブシロードのねじ込みだったと思われる去年はなんかもう頑張れという感じでしたが、まさかここまで人気が出て帰ってくるとは。とりあえず「問・題・解・決!」と頑張って叫びました。そしてそこからもいとうかなこの「Hacking to the Gate」があり、堀江由衣の「インモラリスト」がありと個人的見どころ盛りだくさんで、毎年若返っている気がする石川智晶を経てJAM Project。「レスキューファイアー」 やられたら叫ぶしかないじゃないですかという感じで前半終了。
ここまでで相当満足でしたが、後半はさらに凄いことに。エリオをかまってちゃんから始まって、の子がの子としか言いようのない感じで暴走しているのと、大亀あすかの音程を放棄した歌に相変わらずだと思ったり。とりあえずかまってちゃんは初遭遇した時には怒る方が自然だと思うので、今切れている人も切れつつもどうしても記憶に残って仕方なくなったらもう一度聞くといいと思います。個人的には遅効性の変なクスリみたいなものだと思っているバンドなので。
そしてそこからGRANRODEOがド王道のロックコンサートみたいなステージングで盛り上げて、最大のお目当てだったKalafinaへ。「Magia」「Sprinter」の2曲でしたが、アニサマの舞台でKalafinaが見れているということに感動していました。音響的にコーラスが綺麗に聞こえないところもあったので、アニサマで気になった人は是非! 単独ライブへ! あんなもんじゃないですよKalafinaのコーラスワークは!
そこからこの日もシークレットゲストゾーン。m.o.v.e.のmotsuにfripSideのsat、そしてボーカルが黒埼真音な新ユニットALTIMAからほとばしる90年代臭というか、小室ファミリー臭というか、ぶっちゃけglobe臭が大変素敵でした。アニサマでユニット発表するのもどうかとは思うのですがこれは凄く好み。特に黒埼真音は歌はうまいしステージングも確かなのに、同じような路線に先人がたくさんいすぎて目立たない感じはあったので、こういう展開は良いんじゃないかなぁと思います。
そして、そして、さらにシークレットゲスト。「FLAGS」が始まったとたんに真面目にとりみだしました、まさかのT.M.Revolutionアニサマで見たいけど絶対見れないだろうと思っていた人筆頭だっただけに、ちょっともう言葉にならない何か。「Sword Summit」、「ignited-イグナイテッド-」 と3曲でしたが、MC含めてさすがのオーラがありました。
そしてそこからの水樹奈々はまさかの遠藤正明コラボで「ETERNAL BRAZE」。見たいけど見れないだろうと思っていたものの大量投入でテンションがおかしかった記憶しかありません。聞きたかった「UNBREAKABLE」も聞けたし、水樹奈々のステージングもさすがの貫録で満足です。


そんな感じの二日間。とにかく二日目後半の満足度が高すぎてヤバかったのですが、全体通してもやっぱりアニソン最大の祭典らしい盛り上がりと充実度だったと思います。今年始まる前はちょっともう天井が見えたイベントなのかなぁという思いがあったのですが、やっぱりこれだけのものを毎年見せてくれるなら来年も行かない訳にはいかないと思ったのでした。楽しかった!