12-5-16

プロダクションマッチフェスを目前にしてTLがざわざわしている……。


日曜日はFlowering Night2012の二日目でした。とにもかくにも回路→岸田教団→TaNaBaTaの流れが最高過ぎて私は満足です。回路はやっぱりライブがすごく良い。世界観があるバンドは良いなあと思います。見て聴いていて惹き寄せられるという感覚があります。ワンマンライブ早く。岸田教団は懐かしの幻想事変セトリで盛り上がって、TaNaBaTaもライブが上手くて非常に楽しかったです。終盤に向かって上がっていく会場のテンションといい、これだけでも良いイベントだったなあと思うのでした。
あと、東方バンドアレンジはこれはこれでひとつの文化であって、シーンであるのだなと。ライブイベント、即売会での販売、作り手の仲の良さや聞き手と作り手の距離の近さ、それを貫く東方というジャンルまで含めて、ひとつ固まった文化という感じがします。なのでフラワリ自体は会場にいると何とも言えない外様感があったり。そしてあそこに飛び込んだら楽しいのだろうけど、時間も元気も、私にはそんなに全てを注ぐ余裕も覚悟もないなあとも。


そして日曜はF1のスペインGP。今年のF1は本当にチーム間の実力が伯仲していて「どうせレッドブルでしょ」みたいなものがなく、1戦替わりでヒーローが現れるのがたまりません。そんな5戦目にして5チーム5人目のウィナーは、まさかまさかのウィリアムズのマルドナド。創設者フランク・ウィリアムズの誕生日に凋落の名門大復活のポールトゥウィンとかもうドラマ過ぎてたまらないじゃないですか。スタートでアロンソにかわされるも、見事にアンダーカットを決めて逆転する素晴らしいレース運びもあり、終盤にいいところを走りながらクラッシュする、速いが脆いイメージすら払拭するこの初優勝は価値があるなと思います。ペイドライバーの汚名もこれでさよならでしょう。それからあのマシンで今回もまた2位につけて、ドライバーずランクトップに並んだアロンソのドライバー力には脱帽です。すごい。
そして予選ではトラブルの不幸に見舞われた可夢偉の5位入賞も素晴らしかったです。そしてロズベルグのインに飛び込んで、強烈なレイトブレーキングでタイヤを全くロックさせずにかわして行ったあのオーバーテイクはしびれました。だからこそ、予選さえ上手く行っていればという気もしてしまいますが、けれどそれもまたレース。次のモナコに期待大です。