荒野の恋 3 / 桜庭一樹・タカハシマコ

荒野の恋(3)<完> (KCデラックス なかよし)

荒野の恋(3)<完> (KCデラックス なかよし)

悠也が帰ってくるところまでを描いてこのコミカライズは完結。それでも、桜庭一樹タカハシマコの愛称の良さを本当に強く感じるコミカライズでした。子どもであること、大人であること、恋をすること。少女から女へと変わっていく微妙な年代の感性を、すごく透明で綺麗で、でもそれだけじゃないものとして表現できる、桜庭一樹らしくもあり、タカハシマコらしくもある、素敵な作品だったと思います。
これで気になった人は、是非この先も描かれた原作も手にとってもらえればなと。