2013年の10作(アニメ)

nasneの導入以来見ているアニメの数が倍くらいになったので、視聴環境って大事だなあと思うことしきり。そんな訳で昨年最終回まで見続けたアニメは26作。その中から10作を。

ラブライブ! School idol project

何はなくとも去年一番ハマったアニメであることは間違いなく。アイドルものと言うよりは、アイドルという部活動をやっている王道スポ根という側面が強かったのと、何より楽曲とライブシーンが良かったのが魅力だったのかなあと。3話で一度あの3人が底まで落とされたところで、『みんなで叶える物語』を視聴者も一緒に走り始められたのだと思います。

ささみさん@がんばらない

原作が凄く好きなのですが、人気があるとは思っていなかっただけに嬉しい驚きだったアニメ化。ここからが面白いんだよ! というところで終わっているのですが、シャフトの作風がよく合って、ささみさんらしいアニメになっていました。

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%

1期で発揮された常に斜め上を目指していく謎の勢いがそのままパワーアップしてきた2期でした。凄かった。特に印象に残っているのはレン様回で兄が走りだしてジャンピングCD挿入から光が溢れたシーンと、最終回でハッピーパルスからの人類補完計画が発動したシーン。もう何を言っているかわからない。

翠星のガルガンティア

青い空と青い海と錆びた大型船団。戦争を続ける宇宙で兵士として生きてきた少年と、海で育った少女の異文化交流ものとして素敵だった前半。そしてある真実が明らかになってから、彼らがどうするのかを問う後半。虚淵脚本のなるものがなるようになるしかないという、最初から最後まで理詰めで導いたような組み上げ方がすごく好みで良かったです。いいもの見たなーと。

はたらく魔王さま!

原作ファンの誰もがまさかこんなに面白くアニメにしていただけるだなんて想像もしていなかったんじゃないですかという一作。カツドゥーンの1話から始まり、ネタの盛り込み方と言いも丁寧な話運びと言い、単純に素晴らしく面白かったです。是非二期を……!

ガッチャマン クラウズ

GATCHAMAN CROWDS   Blu-ray BOX

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SNSの時代と正義のヒーローと悪役を描いた作品ですが、何はともあれ絵作りからストーリーまでセンスが良かったなあと思います。そしてその物語に対するはじめという主人公のニュートラルな感じが非常に良かったです。あの最終回ならまだ描くべきことがあると思うので、是非続きを!

きんいろモザイク

所謂きらら4コマ作品で、女の子が可愛くてゆるい日常が描かれるのだろうと油断していたところに投げ込まれた1話のイギリスホームステイ話。描き込まれたイギリスの描写とアリスと忍の言葉は通じないまま通じ合う二人の姿に思わず涙ぐんでなんだこれと。まあ、2話からは通常通りのきらら4コマでしたが、カレンの可愛さとキレを増していく鬼畜こけしの活躍を毎週楽しみにしている私がいました。

進撃の巨人

リンホラの主題歌はとにかく聞かねばならぬとは思えど、内容的には苦手なタイプの作品だと思っていたのですが、アホみたいに口を空けて見てしまうとんでもない作画と、とにかく勢いを緩めずに衝撃の展開で引っ張っていくストーリーで、気が付いたら惹き込まれていました。続きが気になって、アニメの先の話からコミックを買ってきてしまうくらいに。

<物語>シリーズ セカンドシーズン

原作で大好きなエピソードである猫物語(白)で大変満足してしばらく見ていなかったのですが、恋物語が本当にもう大好きな話で何度も繰り返し見てしまいました。貝木泥舟のあの捻くれきった表面の内側で見え隠れする戦場ヶ原への感情と、撫子と対峙した時の言葉にやられてしまって、ちょっと今原作の方も続きを読もうか悩んでいます。

京騒戯画

京騒戯画 一巻(VOL.1) [Blu-ray]

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世界の終焉と再生とある家族の終焉と再生。破茶目茶な展開のようで、どこまで行っても家族の物語。その家族も血で繋がった家族というよりは、家族の繋がりという意味での。大きいのだか小さいのだかわからないスケールと、ガチャガチャと賑やかで慌ただしい画面、そして親子喧嘩(物理)まで乗せられきったという感じの作品。釘宮理恵のコトの演技もすごく良かったです。



後は映画ですがやっぱり『魔法少女まどか☆マギカ 新篇 叛逆の物語』のだよねだよねそうなりますよねー!!! 感の素晴らしさが印象的でした。そりゃあほむらを放っておいたらああなるって!! みたいな。
それから『風立ちぬ』の気持ち悪さと表裏一体の美しさも印象に残っています。