トリノ雑感

フィギュアスケートエキシビジョン。点数の関係のない完璧なるショー。しかもメダリスト総出演。これで盛り上がらないわけがない。
というわけで大満足。さすがにメダリスト達だけあって、レベルの高いこと高いこと。特に金メダルを取った2人+2組は圧巻。アイスダンスのロシアペアとか素晴らしいの一言。荒川もさすがの貫禄。しかし本当にすごかったのは、ペアの方のロシアペアのときにバイオリニストが登場してから。あんな音がバイオリンででるのかというほどに素晴らしい演奏だと思ったのですが、その演奏にあわせて演技したプルシェンコの素晴らしさといったらもう筆舌に尽くし難いものがありました。生演奏に全く負けずに、完璧に調和する演技とか素晴らしいです。ジャンプもステップもエキシビジョンらしからぬ難易度を当たり前のように完璧にこなし、存在感は抜群。前回はヤグディンのオリンピックでしたが、このオリンピックのフィギュアは、確かにプルシェンコのものでした。本当にすごかった。そしてこういう世界のレベルの中で荒川静香が金をとったということのすごさも感じました。
ラストは全員が出てきてフィナーレ。競技の後のこういう場というのは、やりきった選手達の気持ちの良いすがすがしさがあって、素敵だと思いました。